そもそもXMLって何?
そもそも何XMLって?何物?
HTMLとかよく聞くけど、仲間なの?
漠然としてモヤモヤしていると思いますが、簡単に解説しますね。
X・・・Extensible (拡張したりできる。)
M・・・MarkUp (飾り付きの)
L・・・Language (言語)
です。
よけいモヤモヤしちゃいましたねっ!
一言でいうと
「拡張可能で、色々な用途に使える。飾りつきの文字列情報」
といったところでしょうか
拡張可能というのは、マークアップとされる飾りには特に仕様はなく
あらゆる場面で、システム間の電文の連携や言語間のやり取りなど
に使用されたりします。システム間の文字情報の受け渡しで活躍していますね。
マークアップ(飾り)というのは、
文字の前と後ろにタグという記号をセットすることにより
文字という情報を更に拡張させた情報を盛り込むことができるということです。
なんかでかそうな足でしょ(笑)
もう少し解説すると
XMLはルールの上に構成が成り立っています。
必ず、ルールは守って記述する必要があります。
ルールをポイントに絞って簡潔に解説します。
1.一番頭に「宣言文」を入れます。以下のように
これはXMLです。ということをアピールします。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" standalone="no" ?>
2.XMLの構造はツリー構造になっている必要があります。
タグが階層化されている必要があります。
3.XML文章は大きく以下の2つの形式で成り立っています。
1)整形式XML文書
正しくツリー構造になっているXML文章
閉じるタグがなかったりするとエラーになる。
2)妥当なXML文書
整形式XMLに加えて、何かしらの規則に準拠しているもの
4.空要素ではない要素は開始タグと終了タグの両方によって境界が定められる。
<魚>ヤマメがいいな</魚>
5.空要素は空要素タグ (自分自身で開始タグと終了タグの2つの機能を兼ねるタグ) で記述することができる。
例えば <私は空です/> のように記述することができる。
この例は <私は空です></私は空です> と意味的に同等である。
6.属性値は全てシングルクォート (') かダブルクォート (") のいずれかで括る。
シングルクォートで始められた属性値はシングルクォートで終わり、
ダブルクォートで始められた属性値はダブルクォートで終わる。
7.属性値は全てシングルクォート (') かダブルクォート (") のいずれかで括る。
シングルクォートで始められた属性値はシングルクォートで終わり、
ダブルクォートで始められた属性値はダブルクォートで終わる。
8.XML文書は宣言された文字符号化方式 (文字コード)
にしたがって記述される。
9. 要素の名前ではアルファベットの大文字と小文字とが区別される。
例えば、次の例は整形式である。
<car> 新車</car> 〇
<car>新車</CAR> ×
<CAR>新車</CAR> ×